中高生のSOSそのとき大人は? ゆれ動く思春期の悩みにより添って・保健室からのメッ (健康双書) [ 全国養護教諭サ-クル協議会 ]

   

ゆれ動く思春期の悩みにより添って・保健室からのメッ 健康双書 全国養護教諭サークル協議会 農山漁村文化協会チュウコウセイ ノ エスオーエス ソノ トキ オトナ ワ ゼンコク ヨウゴ キョウユ サークル キョウギカイ 発行年月:1999年08月10日 予約締切日:1999年08月03日 ページ数:220p サイズ:全集・双書 ISBN:9784540991400 中学生編 思春期の入り口に立つ子どもたちとともに(現代中学生の“自分さがし”ー孤独ー反抗(非行)ー自立を支えた三年間/子どもたちの荒れに学校全体で向き合うー子どもにやさしい学校づくりをめざして)/高校生編 一人ひとりの「自分さがし」を見守る(希望と現実のズレに苦しんだS男ー部活から逃げられない生徒の抵抗/思春期の子どもとどう信頼関係をつくるのかー不登校生が通信制高校を選ぶまで/保健室から全教職員へ、そして家庭へー登校拒否できない子の声なき叫びを受けとめる/医師の指導を活かす全校サポート体制ー摂食障害のかげの進学ストレス/問題生と向き合うことで認識を変えた教職員ー全教職員を巻き込んだ教育相談システムができるまで/「どうせ○○校だぜ」希望をもてない生徒への支えー課題集中校の悩み) 本書には、養護教諭たちが今日の子どもたちとどう向き合って、彼らの「逸脱」としてしか表現できない内面の苦悩に共感し、共に生きることをどう切り開こうとしているかを示す中学・高校の実践が収められている。

その実践の中には、現代の中学・高校生が思春期の出口を探しながら直面する困難や逸脱がリアルに語られている。

子どもたちのいじめ・いじめられ関係、思春期の揺らぎと援助交際、荒れる子ども・キレやすい子、不登校・保健室登校の子どもたち、部活のストレスに悩む子ども、摂食障害と闘う少女、輪切り選抜の犠牲になっている子どもたち、などいずれの子どもたちも傷口は痛々しい。

その子どもたちをとらえる養護の教師たちの目は、試行錯誤を繰り返しながらも、子どもへの「共感的しなやかさ」は一貫している。

本 人文・思想・社会 教育・福祉 教育心理

  • 商品価格:1,466円
  • レビュー件数:0件
  • レビュー平均:0(5点満点)
hidetaka